溶接技術に関わる最新論文情報を,いち早く提供公開するため,溶接学会論文集は,平成19年1月より印刷物での発刊に代わって,溶接学会ホームページ(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jws/)上でWEB版として発刊致しました.またそれに先立ち平成18年8月よりWEB論文発刊の試行を開始致しました.

WEB版発刊により,以下の点がメリットして創出されます.
(1)論文投稿から論文集掲載までに要する期間は,3ヶ月に短縮されます.
  (査読・審査終了を受けて,随時溶接学会論文集WEB版に掲載されます.)
(2)論文投稿料(B方式)が低コスト化されます.
  (版下版(A方式)の廃止,書誌情報などのタグ付けが不要になります.)

WEB版化に伴い,以下のサービスを開始致します.
(1)新規論文の掲載状況は,題目,著者名とabstractが溶接学会誌の新規論文情報欄に掲載されます.
(2)印刷版溶接学会論文集は,年1回,1年分の論文を纏める形で希望者へ別売にて提供させて頂きます.


論文集WEB発刊に伴い 溶接学会投稿規定と執筆要領が次のように変わります.

(平成18年9月1日論文受付分より施行)

(1)完全組版原稿での投稿(方式A)の廃止について

論文投稿では,テキストと図表を別々に電子情報で提出していただく従来の投稿方式のみに戻します.

 溶接学会論文集のWEB発刊に伴い,論文投稿者の作業負担を軽減するため,和文論文の完全組版原稿での投稿方式(方式A)を廃止し,従来の投稿方式(方式B)のみに戻します.本文と図表の電子情報を別々に提出していただき,学会にて組版を行います.これに伴い,執筆要領,提出物を大幅に改定します.詳細は,溶接学会投稿規定および執筆要領をご参照ください.したがって,溶接学会投稿規定および執筆要領の以下の部分を改定いたします.
(改定箇所)
  2.7 提出物とその部数
  4.4 原稿の構成

(2)論文査読用の論文原稿のpdfファイル提出について

論文査読期間の短縮のため,論文査読システムを電子化するのに伴い,論文原稿のpdfファイルも提出していただきます.

 投稿論文の査読期間の短縮のため,論文査読システムが完全電子化されます.これに伴い,論文投稿の際には,論文原稿(表紙,英文概要,本文,図表説明文,図,表,写真)の電子情報として,論文査読用(pdfファイル)と組版印刷用(Word、ページメーカー、図表はjpeg、元画像付き)の両方を提出していただきます.

(3)J-STAGE対応の書誌情報について

J-STAGE対応の書誌情報をタグ付け不要のテキスト情報のみの提出に変更します.

 溶接学会論文集に論文を投稿する場合,J-STAGE対応の書誌情報を添付していただいておりますが,論文投稿者の作業負担を軽減するため,タグ付け不要のテキスト情報のみの提出に変更します.
  したがって,溶接学会投稿規定および執筆要領を以下のように改定いたします.
(改定箇所)
  7.J-STAGE対応書誌情報執筆要領
  論文原稿には,和文・英文を問わず,J-STAGE対応書誌情報(テキストのみ)を添付すること.

(4)連続報の取り扱いについて

連続報の論文は認めない.

 これまで溶接学会では,連続報の投稿論文(第1報,第2報,…)の場合,査読審査がその順序に沿って逐次行われています.連続報を廃止することにより,独立報として同時に査読審査が開始でき,査読期間の短縮ならびに早期の論文掲載が可能となります.また,国際的にも連続報形式は少なく,独立報としての取り扱いが主流となっています.これらのことから,溶接学会論文集においても,連続報の論文は原則として認めないことに改定します.ただし,副題を付け論文の大きなテーマや主題などを示すことは可能とします.
(改正箇所)
  4.1 発行内容

(5)投稿料の改定について

溶接学会論文集のWEB刊行に伴い投稿料を値下げします.

 溶接学会論文集のWEB刊行に伴い,4〜6ページ論文では投稿料を約2/3に,7〜10ページ論文では約1/2に値下げする方向で検討中です.なお,これにあわせて別刷料金の値下げも検討しています.詳細は決定次第お知らせいたします.

 
溶接学会投稿規定および執筆要領書誌情報の詳細は、ホームページよりダウンロードしてください。