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会長就任挨拶

 
一般社団法人溶接学会 会長 廣瀬 明夫 
  廣 瀬 明 夫 会長

このたび,溶接学会会長を拝命しました大阪大学の廣瀬明夫です.

溶接学会は大正15年(1926年)に創立してから今年で94年を迎え,日本の材料工学系学会の中でも有数の歴史ある学会の一つであります.その伝統ある学会の会長を拝命しましたことは,誠に光栄に存じますとともに,大きな責任を痛感しております.

2020年の世界的規模での新型コロナウイルス感染拡大で,溶接学会におきましても,春季全国大会が中止され総会も延期されるなど,大きな影響を受けました.篠崎前会長,大井前副会長のご尽力によって,本会の財務改善が途についた矢先であるだけに,本会にとっても容易ならざる事態と言えます.このような状況下で会長を拝命した責務を大変重く受け止めております.ポストコロナ、ウィズコロナで日本の社会,産業,経済が大きく変革する中で,学会の使命として果たす役割は何か,そしてそれをどのように実行していくのかを会員の皆様と共に考えていきたいと存じます.

学会の最大の役割は,学術基盤の構築とそれをベースにした最新の研究情報の発信および情報共有の場の提供にあると言えます.溶接学会の学術基盤は常設の研究委員会が担っていますが,溶接・接合分野の学術基盤は不変のものではなく,近年でも製造分野でのAI適用,3次元積層,マルチマテルアル化など溶接・接合に密接に関連した分野での技術革新が求められています.学会としては,このような新しい領域への対応が急務となっており,基幹となる学術領域を維持しながらも新領域に拡張する大胆で機動的な施策が必要と考えます.次に,学会の学術情報の発信は論文集、学会誌が担っていますが,投稿論文数の減少が課題となっています.特集号の発刊などの対応策が取られていますが,IFが付かない和文誌への大学,中立研究機関からの投稿モチベーションが低いという構造的な問題があります.英文誌であるWelding Lettersも足掛かりとした中長期的な対応が必要と考えます.同時に学会としてはアウトリーチ活動として,中高大学生も含めた一般社会への情報発信も重要であります.若手会員の会や各支部の協力も仰いで積極的に進めたいと考えています.次に,学術情報の共有は全国大会が最も重要な場であり,篠崎前会長の下で業界セッションの設置や運営の効率化などが進められ,成果が挙がっていると存じますが,今回の春季全国大会の中止は突発的な事象とは言え大きな痛手と言えます.今後,これを機にICTの活用や他学協会との連携も含めて全国大会の更なる拡充を進めたいと存じます.

これらの学会活動を支えるのは安定した財務基盤であり,昨期において,そのための施策が進められてきました.しかし,今般の新型コロナウイルス対応で学会の財務も大きな影響を受けることは避けられないと考えられます.今期はその影響を精査した上で,財務基盤のさらなる安定,拡充に取り組む必要があります.会員増強は当然として,会費収入以外に学会の収益に貢献する積極的な施策も必要と考えています.

学会運営は理事会,企画委員会をはじめとした各種業務委員会において,会員の皆様のボランタリーな活動に支えられています.心から感謝申し上げたいと存じます.しかし,今回の事態で様々な問題点も浮かび上がっております.突発的,一時的な事象とは言え,これを契機として,緊急時の意思決定手法の策定やオンライン会議,テレワークの導入など学会運営の効率化も進めていくことが必要と考えております.

最後になりましたが,会員の皆様には,本会の更なる発展のために,より一層のご支援とご高配を賜りますよう,何卒宜しくお願い申し上げます.

   
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