本会の目的
本会の目的は,溶接・接合分野に携わる若手の技術者・研究者間のネットワークを形成し,個々のメンバーがネットワークを通じ,より円滑に業務を推進できるような環境を整備することにあります.若い人の集まりらしく,知的好奇心と遊び心を大切にし,とにかく自由で肩肘を張らない活動を行うことがモットーです.
発足の経緯
溶接学会では,平成元年度秋季全国大会(つくば市)から「若手会員のためのイブニングフォーラム」を開催してきました.そのフォーラムを企画・運営していた世話人会が,
- 若手会員のためのイブニングフォーラムを開催するにあたり,経常経費を学会予算の中に正式に組み込むこと,
- 活動の輪を広げ,若手会員のネットワーク作りを進めやすくするため,正式な学会内組織として認知し,委員に対して学会長名の委嘱状を出すこと,
を学会理事会に要望しました.
その結果,平成2年10月19日に開かれた学会理事会において,「若手会員の会 運営委員会」が正式の組織として認められ,各支部に運営委員が配置されることとなりました.また,「若手会員の会 運営委員会 規定」が平成2年12月13日の理事会で承認されました.
歴代委員長
就任年度 | 氏名 | 所属 | |
第1期 | 平成2,3年度 | 西村 新 | 大阪大学 |
第2期 | 平成4,5年度 | 井上 好章 | 三菱重工業(株) |
第3期 | 平成6,7年度 | 才田 一幸 | 大阪大学 |
第4期 | 平成8,9年度 | 黒田 晋一 | (株)島津製作所 |
第5期 | 平成10,11年度 | 高橋 邦夫 | 東京工業大学 |
第6期 | 平成12,13年度 | 木谷 靖 | 川崎製鉄(株) |
第7期 | 平成14,15年度 | 森 裕章 | 大阪大学 |
第8期 | 平成16,17年度 | 武市 祥司 | 東京大学 |
第9期 | 平成18,19年度 | 佐藤 裕 | 東北大学 |
第10期 | 平成20,21年度 | 山本 元道 | 広島大学 |
第11期 | 平成22,23年度 | 寺崎 秀紀 | 大阪大学 |
第12期 | 平成24,25年度 | 高嶋 康人 | 大阪大学 |
第13期 | 平成26,27年度 | 門井 浩太 | 広島大学 |
第14期 | 平成28,29年度 | 藤井 啓道 | 東北大学 |
第15期 | 平成30,31年度 | 荻野 陽輔 | 大阪大学 |
若手会員の会運営委員会規定
1.名称
本委員会の名称を「若手会員の会運営委員会」(以下、本委員会と称す)とする。
2.目的
本委員会は、溶接学会に所属する満35歳以下の会員(以下若手会員と称す) を主な対象として活動する。
本委員会は、若手会員間の交流を図り、若手会員に対して次代を担う者としての覚醒を促すとともに、 学術・技術的情報交換の場を提供し、学術・技術レベルの向上を助成する。
3.構成
3-1 本委員会は担当理事、委員長、副委員長、および委員によって構成される。
3-2 担当理事は理事会で選任される。
3-3 委員長、副委員長および委員は、若手会員の中から選出することを原則とする。
3-4 委員長は本委員会が候補者を選出し、理事会の議を経て溶接学会会長が委嘱する。
3-5 副委員長および委員は委員長が候補者を選出し、理事会の議を経て溶接学会会長が委嘱する。
4.任期
委員長、副委員長および委員ともにその任期は2年とし、重任を妨げない。
5.運営
5-1 委員長は本委員会を主宰し、その議長となる。
5-2 委員長にやむを得ぬ事情が生じた場合には、副委員長がその職務を代行する。
5-3 本委員会は、年2回以上の運営委員会を開催し、 本委員会の活動や経理などについて討議し、計画と報告を行う。
5-4 議決を要する場合には、本委員会の構成人数の過半数が出席し、 出席者の過半数の同意を得て決定する。可否同数の場合には委員長が裁決する。
5-5 本委員会では、電子文書(電子メールおよびメーリングリスト)による運営委員会を認め、 通常の運営委員会に準じて討議および議決を行う。電子文書の有効送信数をもって出席人数とする。
6.経理
6-1 若手会員の会の経理運用については、本委員会の承認に基づいて行う。
6-2 年度末に決算報告書を作成し、理事会に提出する。
付 則
1.若手会員の会とは満35歳以下の全溶接学会会員の集合体を言う。
2.この規定の改廃は理事会の議決を要する。
3.この規定は理事会の議決に基づき、1999年4月22日から施行する。