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会長就任挨拶

 
一般社団法人溶接学会 会長 篠㟢 賢二 
  篠 㟢 賢 二会長

このたび,第54期溶接学会会長を拝命しました広島大学の篠㟢賢二です.本年度で92周年を迎える歴史ある溶接学会の会長に推挙いただき,たいへん光栄に存じますとともに,その役割と責任の大きさを痛感している次第です.

会長就任に当たり,現在の学会員数の動向および学会員構成を調べていただきました.本会会員数は,ここ10年間,毎年減少しており,現在,個人会員が約2460名(内学生員 約220名),賛助員が約340社・機関です.現状の社会情勢を考えれば,今後,会員数の大きな増加は見込めないと思いますが,現状でも,本会は,我が国の金属材料系学会の中では,比較的規模の大きい学会です.個人会員の所属構成ですが,大学・高専等教育機関が24%,国公立研究機関が5%,企業・企業研究所が67%となっており,企業会員が全体の7割近くを占めているのは,学術学会の中では特徴的です.また,会員の専門分野は,溶接52%,金属18%,機械14%,建築・土木・造船8%であり,溶接を専門とされていない会員も約5割おられます.このような学会で,会員の皆様にお役に立つことは何なのか,改めて考えてみました.

私は大阪大学工学部溶接工学科で12年間教員生活を送った後,広島大学工学部第一類(機械系)に転任しました.ご承知のように,広島県を含む瀬戸内海沿岸地域は,我が国有数の製造業が集積しており,日頃より種々の製造業における溶接事情を知る機会が多いです.各製造業においては,それぞれに溶接に関わる諸問題を抱えておられます.そのため,担当技術者には,革新的な溶接技術の開発はもとより,直面する問題の解決策が要求されますので,溶接の基礎と応用を知る溶接技術者・溶接技能者の育成が非常に重要と感じています.一方,グローバル化にともない製造業が世界で競争するには,革新的技術の開発が急務であり,溶接分野においても,異材接合,3D積層造形などの技術は国家プロジェクトとして取り上げられ精力的に研究が行われています.

このような背景の元での学会の役割は,第1に研究の発展およびその成果発信・共有であり,そのための活動の場として春秋の全国大会,8研究委員会,学会誌・論文集がありますので,講演数の増加,刊行物の魅力アップが会員へのサービス向上に必要だと思います.さらに,研究成果の普及・活用,人材育成のためには,各種講習会,セミナー,シンポジウムの開催ならびに9支部活動の強化が重要と考えています.

諸外国と異なり,我が国では,溶接学会と日本溶接協会が別組織で運営され,溶接研究者・技術者・技能者を育成しており,世界に誇れる溶接技術力維持に努めていますが,(前)南会長の下で2016年10月から溶接学会と日本溶接協会の間でより緊密な連携を組むことが合意され,日本溶接会議(JIW)を介して連携事業の企画を始めました.このことは,両会にとりウィンウィンの関係を生み出す大変良い機会だと考えています.この事業連携の中で,溶接技術者教育の強化,学会誌の更なる魅力向上,学会および協会の連携行事などが検討されています.また,国家プロジェクトへの学会の貢献として,産学官連携の学会プロジェクト研究の立ち上げなども今後検討すべきと考えています.

会員の皆様には,本会の更なる発展のために,より一層のご支援とご高配を賜りますよう,何卒宜しくお願い申し上げます.

   
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